病理診断科は医療の中で特に診断の一部を担当する部門です。
患者さんから採取される殆ど全ての臓器や組織が対象となります。
例えば、皮膚から切除された腫瘍の病名、臨床で診断が難しい発疹
胃カメラの時に摘まれた胃粘膜の小片が良性か悪性か
胃癌で切除された胃やリンパ節で胃癌の広がりやリンパ節への転移の有無、
などを顕微鏡で観察して診断し、その後の治療方針の決定に役立てます。
痰の中には様々な細胞が落ち込んでいますが、この中に肺癌細胞があるかどうか
子宮頸部の粘膜をこすり取り、子宮癌細胞があるかどうか、などの診断をします。
病理診断の結果によって治療方針が決定されますので、正確な診断が要求されます。
セカンドオピニオンの相談を受付ますので、気軽にご相談ください。
診療所からの依頼も受け付けます。
初めての方は皮膚科の診療時間にお越し下さい。お話をお聞きしてから金曜日の病理診断科を予約していただきます。
■ 院長
宗 愛佳
皮膚科、アレルギー科、美容皮膚科担当
京都大学医学博士
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
■ 病理診断担当医
宗 寛之
順天堂大学医学博士
日本専門医機構認定病理専門医
病理指導医