アトピー性皮膚炎と診断されたら、まず悪化の原因を探します。
・季節によって変化する
春に悪くなるアトピー
夏に悪くなるアトピー
秋、冬に悪くなるアトピー
・季節に関係なく部分的に悪くなる
生活環境にヒント。
敏感肌は皮膚のバリア機能の低下が原因。
まずは、徹底的な保湿をすること。
次に、出来るだけ刺激を避けること。
皮脂の出口である毛穴の上部が詰まってしまい、蓄積された皮脂が酸化したり、アクネ菌が繁殖し、炎症を起こしたのがニキビ。
まずは、肌を清潔にすること。そして、毛穴の出口を塞がぬこと。
当院でのニキビの治療法:
内服薬
皮脂を調整する働きのあるビタミンB2、B6、漢方薬、テトラサイクリン系抗生剤などを使います。
その他、活性酸素を削減する抗酸化ビタミン剤も使います。
外用薬
イオウローション、抗生剤等。
処置
白ニキビの場合は面疱圧出法を行います。
エレクトロポレーション(電気穿孔、さらに浸透力が高くなる施術方法)
場合によっては、ケミカルピールあるいはレーザーピールを併用することもあります。
白癬菌あるいはカンジダ菌などが皮膚、爪に付着し、繁殖し、炎症を起こしたのが水虫。
皮膚を常に清潔にすること。風通しをよくすること。
爪の水虫は最新外用治療薬で治療します。肝臓の悪い方も安心して治療を受けられます。
乾癬は、表皮細胞の増殖亢進とターンオーバー時間の短縮、角化異常、炎症所見が原因。
日常のストレスを避けること。ビタミンD軟膏外用にてコントロールします。
掌蹠膿疱症は、最近増えてきた病気。赤みを伴う膿胞が手のひら、足の裏にでき、時々水虫に間違えられます。
病巣感染(慢性扁桃腺炎、虫歯など)、金属アレルギーが原因の一部と考えられています。
詳しく検査をし、原因を除去します。
ほくろ、アテローム、老人性イボ、魚の目、は必要に応じて切除します。
イボ・水いぼは、ウィルスが原因。
冷凍療法、外用療法、注射、内服などにて治療します。
炭酸ガスレーザー
多汗症は、内服薬、外用薬(エクロックゲル)ボトックス局注にて改善します。
■ 院長
宗 愛佳
皮膚科、アレルギー科、美容皮膚科担当
京都大学医学博士
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医
■ 病理診断担当医
宗 寛之
順天堂大学医学博士
日本専門医機構認定病理専門医
病理指導医